京大生チャレンジコンテスト(SPEC:Student Projects for Enhancing Creativity)

食品ロスが削減できる野菜の切り方や調理法を探る

どうすれば野菜の過剰除去を防げるか?
新たな野菜の切り方や調理法を見つけ出す!
申請団体:侍やさい
 代表者:農学部1回生 米田 奈々子

 国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中にも、食料問題として食料ロスの解決、食料不足の対策などが掲げられています。
 今や、食品ロスの解決は世界的な課題であるにもかかわらず、残念ながら、日本の食品ロス排出量は世界でも上位に位置しています。

 ようやく、外食産業などから出る食品ロス対策がとられつつあるものの、家庭から出る食品ロス削減はほとんど進んでいないのが現状です。これまであまり見直されることもありませんでした。
  家庭から出る食品ロスのうち、多くを占めるのが野菜の過剰除去(本来なら食べられるが調理の過程で取り除かれる部分のこと)です。

代表者:農学部1回生 米田 奈々子
野菜の過剰除去の例

 代表の米田自身、大学生になって自炊を始め、自分がいかに無駄の多い野菜の切り方をしているかに気づいて驚きました。
 料理初心者で慣れていないからなのか? 日常的に料理をしている人、料理上手な人は、無駄を出さないのだろうか?


 そんな疑問を持ったことがきっかけとなり、私たちは「家庭における野菜の過剰除去」に着目することにしました。


 この取り組みでは、まず家庭における野菜の過剰除去の実態を調査します。

 過剰除去の定義を決めたうえで、京都のスーパーで出口調査を実施し、アンケートによって市民の食品ロス、野菜の切り方などに対する意識を調査します。

 その結果をもとに、今ある調理器具や調理法のうち手軽で食品ロスの出にくい方法を割り出します。加えて、食材を無駄なく使う「始末」や「もったいない」という精神を大切にしている京料理の職人さんなどに、家庭でも応用できそうな方法をお聞きして、スーパーでのチラシ配布、SNS等での拡散を行います。


 食品の生産から消費に至るフローの中では、まさに末端である消費者、家庭での無駄をなくすためのアプローチに意味があるのではないでしょうか?

【到達目標】

 普段から料理をしていても、「食品ロス」に対する意識を持っている人はそう多くないかもしれません。そういう人たちが「無駄」に気づき、意識して料理するようになる、そのきっかけをつくりたいと思います。

 チラシ配布のほか、SNSを活用し、クックパッドなどで食品ロスゼロのレシピを投稿するといったことも検討しています。

 夢の話ではありますが、将来、食品ロスゼロの料理屋さんを開くことができれば…なんて思っています。

侍やさいのメンバー