京都大学学生チャレンジコンテスト(SPEC:Student Projects for Enhancing Creativity)

親日指数世界一のインドネシアから若者を招待し、未来アジアを考えるOne Week Japanツアー

インドネシアの若者に日本の文化や企業への理解を深めてもらい、将来、日本とインドネシアを結べる人材を育てるために
申請団体:京都東アジアコミュニティー(K-EAC) 代表者:医学部2回生 吉川 健太郎

 近年、ASEAN諸国では、日本との友好関係の緊密化やポップカルチャーの流入によって、日本への関心が高まっています。特に、インドネシアの日本語学習者は、中国に次いで世界第2位の87万人に上り、日系企業への就職希望者も数多くいます。しかし、来日経験者は少なく、企業採用に関する情報不足や勝手な思い込みや、イメージなどから諦め、現地企業や多国籍企業に流れる傾向にあります。

 一方、日本企業もASEAN諸国への事業拡大に伴い、現地の優秀な人材を確保しようとしていますが、欧米や中韓の著名企業の人気に押され気味で、自分たちの企業のアピールも十分にできていない状況です。



 そこで私たち「京都東アジアコミュニティー」は、京都大学に留学経験のあるインドネシア人を中心とする現地チームと協力し、新しいかたちのツアーを計画しています。従来の日本語学習のための短期留学やインターンとは異なり、日本に興味のある若者や、日系企業への就職を希望している学生を対象に、日本の文化や企業風土に触れることで理解を深めてもらい、その後のキャリア形成に利用してもらうことを目的としています。

 このツアーは、インドネシア人学生が本当にやりたいこと、将来役立つことを日本人学生と共に話し合ってスケジュールを決めていきます。企業・工場の見学や日本で実際に働くインドネシア人との交流をプログラムに組み込んでおり、観光についても、日本文化や暮らしを知ることができるよう日本人スタッフが全面的にサポートします。


 日本企業にとっても、アジアの若者の声を聴くことで、今後の人材確保における戦略作成につなげることができるため、双方にとって利益となるツアーです。

 本ツアーを成功させ、第二弾、第三弾と続けることで、より多くのインドネシア人学生に日本に来てもらい、日本に関連するビジネスに就いたり、日本とインドネシアの友好関係を深める存在となってもらうことは、日本の国益にも直結すると考えています。