医学研究科人間健康科学系専攻
CFプロジェクト奨学金の目的にご賛同いただき、ご支援くださいまして誠にありがとうございます。
ご支援いただいたことで自分が努力することの責任も感じられるようになりました。これは決してネガティブなニュアンスではなく、ある種の使命感のような、より自分を高めるうえでプラスに働く要素です。学部生の頃は、努力は自分のためにするものとの見方でしたが、支援いただいたことで社会のために努力するとの見方を身につけることができました。この努力を近い将来、社会に還元できればと考えていますので、今後とも私たちを見守っていただけますと幸いです。
医学研究科社会健康医学系専攻
CFプロジェクトの奨学金をいただいていることで、論文投稿など研究に関する費用はもちろん、短期留学など、知見を深める活動に関する費用も賄うことができ、学生生活がとても充実したものになっています。
また、支援者の皆様から奨学金をいただいているという実感が「社会に還元できる研究をしたい」という気持ちにもつながっています。経済的な安心感が精神的な余裕にもなり、学業に集中できているので、支援者の皆様には心から感謝しています。来年度からは博士後期課程での研究も本格化するので、社会にしっかり還元できる研究を実現できるよう、努めていきます。今後もご支援のほど、よろしくお願いいたします。
理学研究科物理学・宇宙物理学専攻
奨学金をいただくことは、その金額を得るために必要な労働時間分の自由な時間をいただくことと同義であると考えています。就労経験にも価値はあるとはいえ、毎月何十時間も労働に費やしていては、大学院での研究と興味に基づいた自由な学習を両立することは困難です。奨学金のおかげで、研究に関連する現象の理論的基礎づけや周辺分野を学ぶ時間をつくることができました。また、研究とは無関係ですが、以前より興味のあったアルゴリズムについて学ぶことができました。CFプロジェクトに賛同しご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。
理学部数学科
2年間、奨学金を給付してくださりありがとうございました。他の奨学金に比べて金額も大きく、期間も長かったため、最も家計の助けになりました。当初はアルバイトを中心とした大学生活しか想像できなかったのですが、この奨学金によって学問に集中して取り組むことができ、大学生活が自分自身にとって充実したものになりました。
また、単に経済的な支援として手厚かっただけでなく、秋に開催された奨学金授与式は本当に貴重な機会であったと感じています。他の奨学生との交流の場になっただけでなく、社会で活躍されている方々の内容の濃いお話を聞くことができ、感銘を受けました。このようなすばらしい奨学金制度を裕福でない学生のために今後も続けていただけると幸いです。そして私は奨学生であったことに恥じぬよう、数学を通じて何か社会に貢献できるように、これからも勉学に励みたいと思います。
経済学部経済経営学科
CFプロジェクト奨学金をいただいたことで、大学での修学はもちろん、公認会計士を目指すという選択肢を諦めず、その道を選択し、目標を達成することができました。無事2023(令和5)年公認会計士試験に合格し監査法人への就職も決まりましたが、CFプロジェクト奨学金がなければ達成は難しい道だったと感じています。
試験に合格し大学を卒業しても勉強が終わるわけではなく、これからも公認会計士登録のための修了考査に向けた実務補習所での勉強が続きます。また、実務で活躍するためには働き続ける限り学習を続けていく必要がありますが、仕事で使うためのスキルを含め研鑽を積み、公認会計士として監査を通じて社会に貢献したいと思っています。
法学部
金銭的な理由で進学を諦めている人もいるなか、自分は家が裕福ではないにもかかわらず自分が勉強したいと思うことを勉強でき、さらに大学院にまで進めるのは奨学金を受給できているからこそであり、大変感謝しています。これからさらに司法試験に向けて勉強を頑張らなければならず、アルバイトも控えなければいけないという状況で、奨学金を毎月いただけるというのは大きな精神的余裕につながっています。
また、自分たちの将来に期待して支援してくれている方々の存在自体がモチベーションとなります。これからも自分の目標実現に向けて励んでいきたいと思います。奨学生に選んでいただきご支援いただき誠にありがとうございます。
教育学研究科教育学環専攻
修士課程の2年間にわたり、奨学生としてご支援いただきありがとうございます。
一般に、大学院生活で最も大きな悩みの一つに金銭面の問題があると思います。奨学金制度が比較的充実している学部生や、学振、JST次世代等の支援がある博士後期課程の学生に比べ、修士課程の学生への支援はこれまで多いとは言えなかったと思います。奨学金の採用が決まるまでは私も金銭的な不安を抱えていましたが、修士課程では学部時代の奨学金より多くのご支援をいただき、かつ、給付型ということで返済の心配がなく、大学院生活を送るうえでの不安や悩みが大きく軽減され、勉学や研究に打ち込むことができました。
今後は博士後期課程へ進学しますが、支援いただいたことへの感謝の気持ちを忘れずに、研究を続けていきたいです。
文学研究科歴史文化学専攻
本奨学金を2年間継続的に受給できたことで、国内外の学会で5回の研究発表、当該分野トップジャーナルへの査読論文の掲載をするという成果をあげることができました。また、経済的な余裕を得られたことで、腰を据えて研究計画・活動に取り組むことができ、来年度以降の任期付の学振特別研究員(DC1)の採用内定を得ました。今後の研究活動の基盤を得ることができたことは、ひとえに本奨学金で経済援助を得られたおかげです。
アルバイトの選択時にも時給や勤務時間ではなく、自らのスキルアップにつながる業務内容のものを選択することができました。何より毎月保証された奨学金を得られたことで、病気になっても安心感を持って治療に専念し、その後研究活動に復帰することができました。心より感謝を申し上げます。
文学部人文学科
奨学金給付により、修学活動を支援してくださりありがとうございます。おかげで一層フィールドワークに身が入るようになり、またJASSOの貸与型奨学金の貸与額を減額することができたこともあって、金銭的に諦めていた大学院への進学も視野に入れることができるようになりました。
大学に進学したからには、何かを突き詰めてその結果を世に出したいという想いがあります。また、社会に支えられて大学で学問を行う以上、しっかり社会に自身の得たものを論文という形で還元したいと考えています。私のこの活動を後押ししてくださる本奨学金には感謝の気持ちしかありません。
文学部人文学科
コロナ禍の影響で1回生の1年間と2回生の半年間満足に授業を受けることができず、不完全燃焼な気持ちを抱えていたのですが、奨学金を受給したおかげで、もう少し研究を続けたいという自分の正直な気持ちを諦めることなく、大学院に進学することを決めることができました。修士課程では、卒業論文の内容を発展させ、これまであまり言及されてこなかった坂口安吾の初期作品における作風の変化と方向性の模索について研究を進めていきたいと思います。支援していただき本当にありがとうございました。
