GENERAL PURPOSE FUND
化学研究所創立100周年基金
世界に卓越した化学研究拠点の形成とさらなる発展に向けて
化学研究所は、「化学に関する特殊事項の学理および応用の研究を掌る」を設立理念として、1926(大正15)年に設置された京都大学初の附置研究所です。
この設立理念を時代に応じて実践しながら、化学を物質研究の広い領域として捉え、基礎的研究を重視しながら物質についての真理を究明してきました。そして、卓越した総合的化学研究拠点としての特徴を活かした研究教育を展開することで、広い視野と高度の課題解決能力を持った人材の育成に努めています。
化学研究所は2016(平成28)年に創立90周年を迎え、記念行事を行いました。長い歴史を振り返り、先人の化学研究に対する高い理念と熱い思いを鏡とし、セントラルサイエンスとしての化学のさらなる発展を目指すべく、本基金を設立しました。
本基金は、100周年記念行事の実施だけでなく、若手研究者支援制度の充実、広報活動の拡充など、研究・教育環境の整備、国際交流の活性化のために活用します。
基金の使途
項 目
内 容
教育支援
教育研究関連施設の整備や設備の充実
研究支援
若手研究者の支援・育成事業
社会支援
社会・地域との連携、講演会等の開催
記念行事支援
化学研究所創立100周年記念行事の記念式典・記念講演会等の実施
京都大学化学研究所ウェブサイトは
こちらをご覧ください。
【これまでの活動報告】
化学研究所ウェブサイトおよび刊行物における案内や化学研究所同窓会「碧水会」総会において周知を依頼するなど、化学研究所の教育・研究活動、記念行事に対し、当基金を通じて卒業生をはじめ、関係の深い企業・団体などから広く支援を得られるよう広報活動に努めました。
特に2022(令和4)年度は、創立100周年基金フライヤー(改訂版)を3,000部発行し、講演会等の諸行事で配布しました。