GENERAL PURPOSE FUND

京大ラグビー部活動支援基金

ラグビーを通じて紳士を育てる
これまでも、そしてこれからの100年も

 京都大学ラグビー部は2022(令和4)年に創部100周年を迎えました。1910(明治43)年下鴨神社境内にて、旧制三高の学生が関西で初めてラグビーを行ったことを源流としています。ラグビーという競技を通して「品位・情熱・結束・規律・尊重」を追求し、知性を備えた”紳士”を育むことを目標にしています。
 創部100周年を機に、これまでの歴史の中で培われてきた精神を継続しつつ、これからの100年においてさらなる挑戦と発展を目指していくべく、本基金を設立しました。

 基金設立以降、100周年記念事業を通じて、京都大学との連携により「京都大学丸和運輸機関ラグビーフィールド」の整備と「英国オックスフォード大学ラグビー部」招請による国際交流が実現され、記念シンポジウムや記念試合の開催により文武両道を目指すラグビーの価値を社会に訴求できました。主戦場である関西大学リーグでは、1部リーグ復帰を目指せる位置を安定的に維持しています。

 文武両道で活動する現役ラグビー部員を今後も支援するとともに、京都大学を目指す学生が憧れを抱くことができる環境整備と、スポーツを通じて健康な心身を育めるような地域貢献の実現を目指して、活動して行く方針です。

基金の使途

項 目

内 容

活動環境の充実

宇治グラウンド(天然芝)およびクラブハウスの維持・整備

活動助成

合宿・遠征に関わる費用
監督・コーチ・トレーナーなどへの交通費
事業報告・広報活動

京大ラグビー部ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 創部100周年にあたる年にも多くの寄付をしていただきありがとうございました。ボール・テーピングテープ等の消耗品や分析機器の購入、京都大学丸和運輸機関ラグビーフィールドの環境整備へ向けた防草・防虫・殺菌処理や芝刈機のメンテナンスに利用し、京都大学ラグビー部の通常の活動を支えることができました。

 創部100周年記念事業として、7月には「学生スポーツとしてのラグビーが目指すべき将来像」と題し、パネラーに京大前総長の山極壽一氏らを招聘してシンポジウムを時計台記念ホールで開催し、12月には第100回目の東京大学との定期戦をラグビーワールドカップも開催された静岡エコパスタジアムにて記念試合として開催しました。一般の方々にも来場していただき、大いに盛り上がるとともに、現役部員にとってもモチベーションの向上につながりました。

 また、2023(令和5)年4月に実施した英国オックスフォード大学ラグビー部招請による国際交流の準備もしっかりと行うことができました。



大学全体への寄付に関する詳細に関しては
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