GENERAL PURPOSE FUND

京大馬術部基金

馬を育て、馬と苦楽を共にすることで、
馬から学び、心身を鍛えられる馬術部の活動充実のために

 馬術は人・馬が苦楽を共にし、一体となって成長することで成績を挙げられるユニークなスポーツです。当馬術部は北部構内に馬場・厩舎を有しており、学業の場の中で日々馬を育成し、練習に励めるという恵まれた環境にあります。過去にはオリンピック選手を2名輩出し、全日本学生選手権大会での3連覇や国体での優勝など輝かしい戦績を残してきました。

 馬術部は年間約1,500万円の運営費のうち半分ほどが馬匹の購入・育成、管理のために使われています。これは馬術部のみの特異な点ですが、馬匹管理費は馬術部の根幹をなす費用でもあります。
 
 そこで、馬術部活動を財政的に支援し、アルバイト収入を得るためにかかっている負担を軽減して学業と部活動に邁進できる環境づくりのために本基金を設置しました。加えて、馬術の活動環境の充実と強化に活用し、一歩でも上の成績を挙げることを目指します。

基金の使途

項 目

内 容

活動環境の充実

馬場の整備改修(排水改善および馬場砂流出対策工事、整備用具の購入など)
厩舎の整備改修(馬房の補修、敷料貯蔵庫の改修など)
クラブハウスの整備改修(部員当直室の整備、衛生設備の改修など)
障碍飛越競技用障碍の作成・補修

活動強化

遠征活動費(試合、強化合宿など)
馬匹の購入、健康維持増進(馬糧費、医療費、装蹄料など)
馬具の購入・補修
その他、馬術部の活動強化に資するもの

寄付募集事務

寄付依頼
事業報告(会計報告、馬術部の活動報告など)
その他、寄付募集にかかわる経費

京都大学体育会馬術部ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 2022(令和4)年度には、OB・OGをはじめとする多くの方々から計300万円弱の寄付金を頂戴しました。頂いた資金をもとに新たに馬匹を2頭購入することができました。また馬匹の健康維持のための診療費や改鉄費も基金から賄うことができました。
 京都競馬場改修と新型コロナウイルス感染症蔓延に伴うアルバイト収入の大幅な減少、ウクライナ侵攻に伴う飼料価格の高騰という近年当部が直面している厳しい財政状況において、馬術部の活動費の大部分を占める馬匹管理費の一部をご支援していただけたことは、部活動の運営の観点から大変心強いことでした。
 さらには、試合会場まで馬を運搬する際の費用にも支援金を充当しました。より良い成績を残すうえで欠かせない面でも支援をいただき、馬術活動がより一層充実しました。あらためて当部にご寄付をいただいた皆様に感謝申し上げます。


大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。