GENERAL PURPOSE FUND

桂図書館基金

未来へつなげ! オープンサイエンス拠点として理工系研究を推進!

 桂キャンパスでは、工学研究科・工学部の教員・学生に加え、多数の研究員等が教育・研究活動を行っており、独創的な研究や高度で魅力ある教育を実践するとともに、産業界とも協働して創造的な先端科学技術を社会に提案する研究拠点を形成しています。
  2020(令和2)年春に開館した桂図書館は、桂キャンパスで初めての単一の図書館です。これまでの図書館機能の枠を超え、豊富な電子ジャーナルを含む理工系資料の収集・保存・発信の中核となり、京都大学の理工系・科学技術をコアとしたグローバル・イノベーション支援拠点としての機能を担っています。
 多くの時間をそれぞれの研究室で過ごす学生をはじめとした桂キャンパス所属者にとって、桂図書館は「新しい発見と交流の場」として大きな存在となっており、桂図書館のより一層の環境の整備と維持を図るため、本基金を設立しました。
 本基金を活用し、学生・教職員・研究者のキャンパスライフをより充実させるとともに、理工系アーカイブの充実、研究成果発表の場の提供などの若手研究者への支援、活発なオープンサイエンス活動の促進を通して、地域や社会との情報拠点を構築し、地域全体のイノベーションを推進していきたいと考えています。

 



基金の使途

項 目

内 容

教育・研究支援

学生、研究者の協働の場となるリサーチコモンズ(※)等の環境の整備
図書資料(電子媒体も含む)の充実
※学生・研究者が自由に議論できるスペース

環境向上支援

貴重書庫や開架書架の増設などの整備

若手研究者支援

オープンサイエンスを推進する若手研究者の支援

桂図書館ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】
 これまで桂図書館では、建築学専攻の学生が作成した模型台の展示や、「グローバル・リーダーシップ・セミナー」などの授業で得られた、学生によるビジネスプランの成果物の展示を行うなど、研究成果発表の「場」を提供してきました。
 今後も学生・若手研究者の知的活動を促し、学外研究者・企業との協働を促進することを目的として、館内展示や実装研究の発表などに必要な支援を行いたいと考えています。

 また、2021(令和3)年度には長尾真京都大学元総長・名誉教授の蔵書約5,000冊のご寄贈を受け、「長尾文庫」として整備、公開しました。文庫の銘板の作成に本基金を活用し、12月にはお披露目会を開催することができました。
 これからも理工系資料の収集・保存機能の役割を果たすため、皆様方から頂戴したご寄付を活用していきながら、貴重書庫の環境整備や書庫の書架増設などに取り組みたいと考えています。

大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。