GENERAL PURPOSE FUND

宇治川オープンラボラトリ―基金

最先端の防災・減災研究と地域の防災活動をつなぎ、
災害リスクを軽減するために

 宇治川オープンラボラトリーは多くの観測・実験装置群を擁する、世界有数の規模を誇る総合実験施設であり、各種装置を利用した多種多様な研究や学部・大学院教育が行われています。また、本所は所内外の研究機関、研究者、一般企業、学校などに対する共同利用施設として位置づけられており、これら共同利用・共同研究拠点に関わる研究活動をはじめ、産官学連携共同研究、研修や実習を通しての国際学術協力、一般市民を対象としたバーチャル災害体験学習など、社会に広く開かれた活動を積極的に展開しています。
 しかし、種々の装置を維持し活動を続けていくためには多大な経費がかかるため、年々削減されている国からの予算だけでは賄いきれず、実験施設の保守・修繕費用や光熱水費の捻出にも苦慮している状況です。そのため、2016(平成28)年に宇治川オープンラボラトリー基金を創設しました。

 本基金は、各種実験装置の整備や維持運用、防災関連団体や一般市民への研修などの活動に活用し、最先端の防災・減災研究と地域の防災活動をつなぐ場を提供し続けることで、災害リスクの軽減を目指します。
 本基金へのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

基金の使途

項 目

内 容

研究・教育支援

観測・実験装置の整備、維持、運用

社会貢献活動

防災関連団体や一般市民、小中高等学校の生徒等の見学・研修に関連する施設・設備の整備

宇治川オープンラボラトリーウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 皆様のおかげで、2022(令和4)年度は190万円のご支援を賜り、年間利用者数(延べ人数)は、3,250名と大変多くの皆様に施設を利用していただきました。心よりお礼申し上げます。

 特に施設を利用した災害体験学習には多くの方からお申し込みをいただき、体験学習ならではのリアルさに多大な反響をいただきました。このような教育研究活動は、基金による光熱水費の補填や設備周辺の環境整備に大きく支えられています。

 今後も、時代のニーズに合わせた最先端の実験研究設備の設置、老朽化が懸念される施設・設備の修繕・整理と維持管理により、宇治川オープンラボラトリーでしかできない減災社会の実現を皆様とともに目指していきたいと思います。

 施設の維持管理と環境整備のために、一人でも多くの皆様にご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。




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