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京都大学基金

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霊長類研究基金

日本生まれの「霊長類学」をさらに発展させ、次の世代に継承するために

  
戦後間もない1947(昭和22)年、今西錦司らが宮崎県幸島で野生のサルの研究を開始したことが、日本の霊長類学の幕開けであり、「日本方式」の霊長類生態学が世界に広まるきっかけになりました。こうして始まった霊長類学を、形態学や生理学などを含む総合的な学問領域として発展させることを目的に、1967(昭和42)年に設立されたのが、京都大学霊長類研究所です。
 2017(平成29)年に50周年を迎える本研究所は、現在、人間を含む霊長類を対象に「分子から社会まで」の多様な研究を展開しています。また、日本で唯一の総合的霊長類研究所として、国内外の研究者の活動支援や、社会への情報発信を行っています。

 これらの活動を支えるため、本研究所では13種、約1200頭のサル類を区分けして多数の施設で飼育しています。サル類飼育には大掛かりな設備を要し、福祉上もほかの実験動物に比べて特段の配慮が必要です。そのため、基盤的経費のほかに共同利用・共同研究拠点としての経費支援を受けていますが、近年の予算削減の影響は大きく(2012~2016年で約1割減)、飼育施設の狭隘化や老朽化が進行し、維持管理が困難な状況となっています。

 加えて、サル類の寿命は比較的長いため、科学研究費補助金などの短期(3〜5年)の競争的資金をつなぎ合わせて研究を行っていくことにも限界があります。

 こうした状況を打開するため、このたび京都大学基金の中に霊長類研究基金を創設しました。広く皆様のご理解とご支援をお願いいたします。


 


基金の使途

項目 内容
霊長類飼育施設の整備 老朽化の著しい保飼管理施設猿居室棟やサル類放飼実験施設等の整備
霊長類研究施設の整備 実験研究棟や本館内の老朽研究施設の整備
社会貢献活動 出前授業、市民公開、地域小中高教員見学会等の活動
霊長類研究所創立50周年記念事業 記念式典・記念講演等の実施

霊長類研究所ホームページはこちらをご覧ください。