GENERAL PURPOSE FUND

京大機械研究会基金

ものつくりエリート育成
ーロボコンを通して機械・電気・情報などの知識や技術を
楽しく学ぶとともに京大のプレゼンスを示すためにー

 京大機械研究会は1995(平成7)年に創立され、本学の自由の学風のもと「独創的な発想」を大切にし、ロボットなどのメカトロニクス製作活動を行っています。数ある実績の中で特筆すべきはNHK学生ロボコン2019での優勝とABUロボコン2019への日本代表としての出場です。
 しかし、ロボット開発費やロボコン参加のための旅費は多額に上ります。例えばNHK学生ロボコンにおいては100万円程度のロボット製作費が必要です。2023(令和5)年大会の参加に際してはOB・OGからのご寄付のおかげで何とか費用を捻出することができましたが、ABUロボコンのような国際大会に出場するためには、さらなる資金調達が必要となります。

 京大機械研究会が自由な発想でロボットを製作し、成果をロボコンなどで広く公開し、京大のプレゼンスを示し続けるための財政基盤の礎の一つとして、2019(平成31)年に設立したのが「京大機械研究会基金」です。


 本基金は、京都大学が目指す「グローバルな視点を持つ、タフで賢い学生」の育成につながります。世界のロボコンで活躍する人材育成を通して、数学・物理・機械・電気・情報・制御など幅広い知識と技術を持った「ものつくり日本」を支える人材を輩出していきます。

基金の使途

項 目

内 容

活動環境の充実

機械加工などの作業で事故を起こさないための十分なスペースの確保
競技の練習場所の確保
工作機器の購入・保守および作業環境の整備改修

活動強化支援費

各種ロボコンへの参加旅費およびロボット開発費
練習・競技会に関する消耗品・備品購入に関わる費用
広報活動など活動強化に関わる費用
技術アドバイザーなどへの謝金や交通費

広報活動支援費

ロボコンなどの成果の発信
寄附依頼・事業報告などの事務的作業

京大機械研究会ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 コロナ禍の活動制限により、ロボット製作もままならない状況が続いていました。そんな中、今年度はNHK学生ロボコン2023への出場権を勝ち取ることができました。そうしたNHK学生ロボコンのロボット製作費は今年度においてはOB・OGの方々の寄付によりなんとか捻出することができましたが、来年度以降の予算を確保できる見通しは立っていません。そのうえABUロボコンなど海外でのロボコンには遠征費を中心とした多額の費用が掛かるため、資金を積み立てる必要があります。
 ABUロボコン2019に出場した際はご寄付を活用して無事、日本代表としての責を果たすことができましたが、今後も継続したロボット製作のために本基金へのご支援をお願いいたします。


大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。