GENERAL PURPOSE FUND

京大ボート部活動支援基金

琵琶湖周航の歌で知られる「京大ボート部」の活動を支援

 本基金は京大ボート部の広範な活動の支援を目的として設立しました。
 京都大学ボート部は、前途ある人材の育成の観点から、

◆第1 ボート競技を通じて健康な肉体と健全な精神を養い、自立して社会に貢献する有為な人材を育成する。
◆第2 ボートを通じて人的交流を図り、豊かな人間性を育てる。

 を活動目的に掲げています。

 社会に広く知られる「琵琶湖周航の歌」。これは、琵琶湖周航中の三高ボート部員・小口太郎の作詞によるもので、京大ボート部の部歌となっています。

力漕する対校エイト
琵琶湖周航

   京都帝国大学設立翌年の三高水上大会を源流とする京大ボート部は、メルボルン五輪出場を慶應大と争った1956(昭和31)年の全日本兼五輪派遣決勝エイトをはじめ、2006(平成18)年の全日本選手権男子舵手つきペア優勝、2007(平成19)年インカレ男子エイト準優勝、2020(令和2)年インカレ男子舵手なしペア優勝など幾多の名勝負が語り継がれています。

 現在も京大ボート部はインカレ優勝を目指し、瀬田河畔の艇庫にほぼ1年を通じて合宿を行い、朝まだ暗いうちから乗艇練習をするとともに、多くの遠征を行っています。

インカレ後の京大ボート部員

基金の使途

項 目

内 容

ボート部の活動強化(活動費助成)

レース・練習に関する消耗品・備品購入等の費用
合宿・遠征に関わる費用
広報活動等の部活動に関わる費用
コーチングに関する諸費用(指導料、交通費等)

ボート部の活動環境と安全の充実

環境と安全の確保に関わる費用

京都大学ボート部ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 築後30余年が経過したボート部第一合宿所は、新型コロナウイルスによる利用制限の影響から老朽化が加速していたところ、当基金を活用してトイレや居室・食堂の改装、厨房設備の改良を行い、安全かつ衛生的な合宿・練習の再開が可能となりました。

 当基金の活用により改修に弾みがつき、多数のOB・OGの協力によってDIYや周辺の清掃・環境整備も行われ、今後の継続的な合宿所管理のきっかけにもなりました。

 合宿所の利用制限中も一人一部屋に分かれて宿泊するなど合宿方法を工夫し、練習を重ねた結果、2022(令和4)年度のレースでは、全日本選手権において男子フォア4位入賞、インカレにおいて男子フォア準優勝、男子ペア5位入賞などの活動成果を挙げることができました。
 快適な合宿環境が実現したことにより今後の新入部員獲得にもプラスになると考えています。



大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。