GENERAL PURPOSE FUND
男女共同参画支援たちばな基金
やりたいこと、あきらめない
京都大学男女共同参画推進センターでは、育児や介護等によってやりたい研究をあきらめることがないように、待機乳児や病児保育のための施設を設置しているほか、育児・介護中の男女研究者のための研究・実験補助者雇用制度等の施策を実施しています。
これらの各種事業を行っているものの、京都大学ではいまだに女性教員の比率が低い水準に留まっています。男女共同参画推進のための施策を一層充実させる必要があることから、女子学生や女性研究者を支援し、大学全体のDE&Iを推進するため、次のように多様な事業を実施しています。
●本学を希望する女子中高生に向けての事業
車座フォーラム:本学の女子学生・女性研究者と共に語り合えるセミナー
女子高生応援大使事業:本学女子学生が出身の高等学校へ出向いて京都大学をアピール
●女性研究者への支援
研究支援・実験補助者雇用制度:育児や介護期間においても研究を途切れることなく円滑に推進するため補助業務の雇用支援
保育施設:待機乳児や病児の保育施設の運営
●優れた女性研究者・女子学生の研究の顕彰
たちばな賞:女性研究者、女子学生の研究への顕彰
久能賞:意欲ある女子学生への奨学金


●新たな支援
女子学生チャレンジプロジェクト:新たな取り組みとして、女子学生が新しい課題チャレンジする活動を後押しするプロジェクト
学童保育施設 京都大学キッズコミュニティの開設:京都大学が有する教育・研究リソースを活かしたアカデミックプログラム等を提供し、児童の考える力や探究心を伸ばし、健全な育成を図ることを目的とした学童保育施設の設置
こうした支援によって、これまでも優れた女性研究者を輩出してきましたが、さらに次世代を担う女子学生、女性研究者が多く育っていくことを願っています。支援をより一層充実させるためにも、ぜひ皆様からのご理解とご協力をいただき、安心して学業・研究に取り組める環境づくりを推し進めたいと考えています。
どうぞ温かいご支援をお待ちしています。
基金の使途
項 目
内 容
育児等支援の充実
育児・介護中の研究者を対象とする研究・実験補助者雇用制度の拡充
保育施策の充実
保育施設の拡充・改善、利用料の負担軽減
関係情報の案内・発信
ホームページや冊子等により施策や関連情報を発信する
男女共同参画推進事業の充実
女子高生車座フォーラム等の男女共同参画を推進するための取り組みの実施
京都大学男女共同参画推進センターウェブサイトは
こちらをご覧ください。
【これまでの活動報告】
ジェンダー平等やダイバーシティの推進はますます重要になっており、女子学生や女性研究者を支援するため、京都大学では、より積極的な施策として、学童施設の新設や女子学生に対する新たな奨学金(女子学生チャレンジプロジェクト)の新設等を実施しています。
皆様からのご支援につきましては、今後、これらの施策等のより一層の充実に役立てていきたいと考えています。
