GENERAL PURPOSE FUND

野生動物研究センター基金

多様な生き物たちと、これからも共存していくために

 野生動物を取り巻く環境は、ますます厳しくなっています。絶滅が危惧される種がいる一方で増えすぎて生態系のバランスを壊している種もいます。その結果、人間の生活や活動に影響を及ぼす事例も少なくありません。

 野生動物研究センターは、2008(平成20)年の設立以来、陸・海・空のさまざまな野生動物を対象にフィールドやラボでの研究を行ってきました。これまでの活動で解明、あるいは解決した部分もありますが、野生動物のことを知れば知るほど、やり残したことや新たな課題がたくさん見えてきました。それらを丁寧に分析し、野生動物と人間との調和ある共存を果たすことは私たちの使命だと考えています。

 皆様のご支援は、保全研究の推進、若手研究者の育成、研究設備の充実など、大切に使用いたします。
 どうか、皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


基金の使途

項 目

内 容

教育支援

教育研究関連施設・設備の充実・整備事業

研究支援

若手研究者等の支援・育成事業
新技術開発等の産官学連携事業

社会貢献活動

社会・地域との連携、講演会の開催等の社会連携事業

野⽣動物研究センターウェブサイトは
こちらをご覧ください。



【これまでの活動報告】

 野生動物基金は、広く支援をいただくことを通じて野生動物研究センターが野生動物の保全に関する教育研究を先導する機関として社会的責任を果たすために設立したものです。

 2022(令和4)年度は若手研究者・大学院生をフィールドに連れて行き、フィールド調査の実地トレーニングを行いました。また、動物園・水族館大学シンポジウムを開催し、パンフレットの配布や野生動物の保全について周知活動を積極的に行っています。

 今後は、野生動物研究センター関田南研究棟の研究環境の整備および研究設備の充実に取り組みます。
 一定額に達した後は、老朽化した遠隔地施設である幸島観察所および屋久島観察所の改修を行う予定です。


大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。