GENERAL PURPOSE FUND

ASHBi基金

「ヒトとは何か?」を解明し、未来の医療や生命の理解につなげる

 「ヒトとは何か?」という問いに対し、これまでマウスなどの動物を用いた研究を通じてさまざまな理解を深めてきました。しかし、そこで得られた知見が、必ずしもヒトに当てはまらないということも同時にわかってきました。そこで、ヒトや霊長類を用いた体系的な研究を推進することで、「ヒトとは何か?」という問いに迫り、未来の医療や、生命の理解へとつなげることを目指し、2018(平成30)年に国の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の1つとして誕生したのが、ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)です。

 生命科学や数理科学、生命倫理学の融合を通じ、ヒト生物学という新しい学問領域を開拓し、今は治すことができない難病や不妊などの治療へとつながるような、ヒト独自の生命機構の解明を目指した活動を、国の支援期間終了後も持続的に展開していくため、ASHBi基金を創設しました。

  本基金を通じて、ヒト生物学の研究を進めていくための研究環境整備を行います。またASHBiでは、次世代を担う若手研究者の育成にも積極的に取り組んでおり、研究費獲得や効果的な成果発信など、研究スキル向上につながるセミナーを企画、全国の若手研究者向けに開催しています。この他、高校生向け講義や中学生企画のセミナー開催など、将来の研究者候補である若者へのアウトリーチにも取り組んでいます。本基金では、このような次世代の研究者育成活動にも役立てていきます。

基金の使途

項 目

内 容

研究支援

ヒト生物学の基礎研究や、異分野の融合研究を支援します

優秀な研究者や研究支援者の確保

国内外の優秀な若手研究者や、研究活動を加速させる優秀な支援スタッフの雇用・支援に役立てていきます

若手研究者育成や社会還元活動

ヒト生物学研究やその成果の国内外への積極的な発信、セミナーを始めとした若手研究者の育成活動、そして将来の研究者候補である若者を中心とした情報発信活動に役立てていきます

拠点の持続的発展に資する活動

研究設備の維持・更新や運営スタッフの雇用など、ヒト生物学の研究を進めていくための研究環境の整備や改善に役立てていきます

ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 ASHBi基金は、2024(令和6)年10月に設立されました。設立以降、ご寄付をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
 2024(令和6)年度は、ASHBiの研究者が慶應医学賞の受賞や、稲盛科学研究機構(InaRIS)のフェローに選出されるなどの成果をあげることができました。また、次世代を担う研究者の育成につながる活動として、全国の若手研究者を対象に、研究スキル向上のためのセミナーを開催しました。さらに、ASHBiの主催で第13回WPIサイエンスシンポジウム「サイエンスを通じて広がる世界」を開催し、未来の研究者候補である高校生を中心に300名以上が来場しました。会場では研究紹介に加え、高校生によるポスターセッションも行われ、対話や情報発信を行うことができました。
 皆様からのご支援をもとに、引き続き「ヒトとは何か?」という問いの解明を目指すとともに、次世代の研究者育成活動や情報発信に取り組んでいきます。
 今後ともASHBiの活動へのご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。



大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。