GENERAL PURPOSE FUND
がん免疫治療研究基金
人類の長年の悲願である「がんの完治」を実現するために
2020(令和2)年4月に日本初のがん免疫治療の総合的研究拠点として設置されたがん免疫総合研究センターでは、2018(平成30)年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑センター長の下、がん免疫治療の諸課題を世界に先駆けて解決することをその使命とし、がん患者の皆様のご期待に応えるべく世界最先端の知識と技術を駆使して研究活動を遂行しています。
本学発の抗PD-1抗体等によるがん免疫治療は従来の治療では完治困難であった多くのがん患者の命を救った画期的治療法ですが、他方で約半数以上の患者に効果がないなど解決すべき課題も山積しています。
①それらの課題解決に長期的に取り組むための独自の財政基盤強化
②がん免疫治療研究に直接貢献できると感じ、
手軽に寄付できる仕組みづくり
以上の2つの理由により、本基金を設立しました。
基金へいただいたご寄付は、がん免疫治療に関する課題を解決するため、がん免疫総合研究センターでの研究活動に使用いたします。
本センターではそれらの課題解決を通じて、人類の長年の悲願である「がんの完治」実現を目指しています。
基金の使途
項 目
内 容
研究推進
最先端の研究環境の整備
優秀なセンタースタッフの雇用安定
国際シンポジウムやセミナーなどの開催
研究成果の国内外への発信
京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センターウェブサイトは
こちらをご覧ください。
【お問い合わせ先】
京都大学医学研究科がん免疫治療研究基金事務局
〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69 近衛館
TEL:075-753-9522 FAX:075-753-5683
E-mail:cirf-kikin@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
【これまでの活動報告】
2021(令和3)年の「がん免疫治療研究基金」設立以来、さまざまな方からのご支援をいただき誠にありがとうございます。京大基金ホームページからのご寄付のほか、京大病院に配置したリーフレットなどを通じて多数のご寄付をいただいています。また、大変ありがたいことに、一度の寄付をきっかけに、その後定期的にご寄付いただく方も多くいらっしゃいます。
2024(令和6)年3月には、当センターの新たな拠点となる「がん免疫総合研究センターBristol Myers Squibb棟」が竣工しました。優秀な人材も集っており、「がんの完治」を目指す研究体制をますます強化してまいります。
なお、YouTube にて本庶センター長のチャンネル「本庶先生のランチョンセミナー」を開設しています。ノーベル賞受賞のPD-1発見の経緯に始まる自身の経験を基にして、今後の研究への展望とその支援について語られています。ぜひご覧ください。
本庶先生のランチョンセミナーは
こちらをご覧ください。