GENERAL PURPOSE FUND
京都大学デザインスクール基金
「社会のシステムやアーキテクチャ」を
デザインできる博士人材を育成
国際社会は今、温暖化、災害、エネルギー、食糧、人口など複合的な問題の解決を求めています。そこで、博士課程教育リーディングプログラムとして採択された「デザイン学大学院連携プログラム」が目指すのは、異なる分野の専門家との協働によって「社会のシステムやアーキテクチャ」をデザインできる博士人材の育成です。
情報学や工学の基礎研究を結集し、複雑化する問題を解決するための新たなデザイン方法論を構築することで、Cyber(情報学など)とPhysical(工学など)の専門家が、経営学、心理学、芸術系の専門家と協働し問題解決が行えるよう教育を行います。いわば専門家の共通言語としてデザイン学を教育することで、社会を変革できる専門家の育成を目指します。
また、こうしたリーディングプログラムを対外的かつオープンに、可視化するための活動を「京都大学デザインスクール」と通称し、学内外に設立した拠点をベースに社会の課題や期待と大学の教育研究を接続しながら、社会とともに教育研究を行っています。



基金の使途
項 目
内 容
教育支援
プログラム履修生の研究・経済的支援
インターンシップ、フィールド実習等の実施に関わる経費
国際機関からの招へい講師に係る経費
環境整備
拠点等のスペースチャージに係る経費
その他運営費
デザイン学大学院連携プログラムウェブサイト
こちらをご覧ください。
【これまでの活動報告】
本プログラムの社会的プレゼンスの確立を図るために「京都大学サマーデザインスクール」を開講しています。このスクールはデザイン学大学院連携プログラムの発足前の2011(平成23)年から開催しているもので、毎回多数の参加者の集まる、3日間集中のデザインワークショップです。さまざまな分野の参加者と実施者がテーマに分かれ、社会の実問題に真剣に挑んでいます。