GENERAL PURPOSE FUND

京都大学農学研究科附属農場基金

豊かで持続的な未来社会の実現に
大きく貢献する夢のある附属農場のために

 京都大学農学研究科・農学部附属農場は1928(昭和3)年、大阪府高槻市に開設して以来85年以上にわたり、農学教育の根幹である実習教育に携わり、多くの優れた農学研究者・農業指導者を輩出するとともに、農学の実証研究フィールドとして重要な成果を挙げ、学術と技術の進展に大きく寄与してきました。
 しかし、この高槻農場の老朽化に伴い、附属農場は2016(平成28)年4月に京都府木津川市の関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)木津中央地区に移転しました。総面積 24.6 haの新農場は、実習のための教育拠点としてだけではなく、日本を代表する農学の総合研究拠点として、次世代型農業技術の開発と実証を目指しています。
 
 移転後、施設・設備の充実や周辺環境の整備だけでなく、産官学による学際的で総合的な共同研究や地域との連携を推進し、新農場の機能充実と運営の活性化のための事業を行ってきました。  




 ここに開設している基金は、これまで農学研究科に開設されていた附属農場基金を京都大学基金として開設・拡充し、未来に向けた人類の生存基盤を確立すべく、さまざまな事業に活用していくためのものです。
 その事業の一環として、プロジェクト研究室やプロジェクト研究圃場を充実させ、組み換え圃場等の既存の先端施設を広く開放します。さらに、農学・植物学分野に携わる研究者や学術研究機関、企業などからの幅広い社会ニーズに応え、産官学連携を推進することにより、地域に根ざし世界に展開する農学の教育研究拠点として学術を発展させる牽引役を担っていきたいと考えています。

基金の使途

項 目

内 容

研究教育関連施設・設備の整備・充実

圃場整備および設備維持

産学連携の推進

産学連携の窓口の充実とプロジェクト研究室等の整備

運営の活性化

幅広いニーズに応えた先端施設の開放

京都大学農学研究科・農学部ウェブサイトは
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【これまでの活動報告】
 社会人履修プログラムにおいて、農学研究科附属農場基金の募集案内を行ったほか、京都大学農学部四明會(同窓会団体)に農学研究科附属農場基金の趣意書を送付し、募金活動を行いました。
 日本を代表する農学の総合研究拠点として、次世代型農業技術の開発と実証を目指し施設・設備の高度化を図っていきます。引き続き、皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

大学全体への寄付に関する詳細に関しては
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