GENERAL PURPOSE FUND
薬学教育研究基金
「創薬と医療」を支える国際的な人材を育成し、
世界最高水準の教育研究拠点を形成
薬学は、人類の健康と社会の発展に貢献する「医薬品」の創製、生産、適正な使用を目標とする総合科学です。
京都大学薬学研究科・薬学部では、薬学分野で顕著な研究成果を挙げ、創薬関連の幅広い分野の研究者や先端医療を担う医療薬学研究者等の育成を通じて、「創」と「療」に関する世界最高水準の教育研究拠点の形成を目指しています。
創薬研究や先端医療が急速に高度化かつグローバル化する現在、迅速に対応できる人材の育成は急務であり、本研究科・学部の責務は重要性を増しています。
国立大学を支える財政など環境が厳しくなる状況においても、世界に伍して活躍できる人材を育成し、世界トップレベルの研究成果を創出し続けるべく、2016(平成28)年12月に「薬学教育研究基金」を設置しました。
本基金は、「創薬と医療」の国際的拠点にふさわしい人材育成と研究成果創出のための基盤形成に向け、教育環境(講義室や実験室などのインフラ)や研究設備・機器の整備、学生や若手研究者等の国際交流や研究の支援などに活用する予定です。
基金の使途
項 目
内 容
教育支援
教育環境の整備や学生の国際交流活動等の支援による人材育成の基盤整備事業
研究支援
世界最高水準の研究活動を支える基盤整備事業
若手研究者の研究支援事業等
社会貢献活動
地域社会との連携推進事業
薬物の適正使用に係る広報活動等による社会貢献事業
薬学研究科・薬学部ウェブサイトは
こちらをご覧ください。
【これまでの活動報告】
■寄付の募集
京都大学薬学部附属薬用植物園の果たす役割が「研究施設」から「教育標本園」へと大きく変化する中で、標本園としての価値を高めながら、高効率な管理を進め、卒後教育や地域の方々への見学会の開催などの社会活動への貢献を目指し、薬用植物園の環境整備と維持を図るための基金を薬学教育研究基金の中に設立しました。基金の募集チラシを作成し、現役教職員および薬友会を通じて配布を行いました。また研究科ウェブサイトにも寄付のお願いを掲載しています。
■基金の活用
薬学研究科では、学生の教育研究に資する目的で、修士論文発表会の実施に際して、「修士論文優秀発表賞」を創設しました。2024(令和6)年度は、優秀発表者4名および優良発表者4名に対して、薬学教育研究基金のサポート(賞状、副賞)により以下の表彰を行いました。
優秀発表賞:賞状、副賞(図書券)、授賞式あり、研究科ウェブサイト・薬友会誌に掲載
優良発表賞:賞状、授賞式あり、薬友会誌に掲載
優秀発表賞の授与式および受賞コメントは
こちらを、薬用植物園については
こちらご覧ください
