GENERAL PURPOSE FUND

理学研究科基金

世界最先端の理学研究を展開し、国内外で活躍できる優れた人材を育成

 理学研究科・理学部は、100年余の歴史の中で、6名のノーベル賞受賞者、2名のフィールズ賞受賞者をはじめとする多くの傑出した研究者を育み、数多の顕著な研究成果を挙げてきました。理学教育を通じて、自然科学基礎体系の深い習得とそれを創造的に展開する能力を養い、新たな知的価値を創出できる能力を有する優れた研究者、および責任ある職業人の育成を目指しています。

 現在、世界には環境問題、エネルギー問題、人口問題など多くの重要課題が存在します。そのような時代だからこそ、科学的素養を生かして問題解決に寄与できる人材の育成が急務です。本研究科の基盤的運営経費の減少傾向が続く中でも、人材育成や自然科学の普及という使命を継続的に果たすために、2015(平成27)年6月に理学研究科基金を設立しました。

 この基金を用いて、本研究科・学部における教育・研究活動のさまざまな支援を行い、国内外で理学研究を牽引できる研究者や理学の素養を生かして社会で活躍できる職業人を育成します。

基金の使途

項 目

内 容

教育支援

学生の支援・育成事業

研究支援

若手研究者の支援・育成事業

社会貢献活動

理学研究科活動の広報事業
社会・地域等との連携に関わる事業

理学研究科・理学部ウェブサイトは
こちらをご覧ください。

【これまでの活動報告】

 京都大学理学研究科では、これまで多くの方々からいただいたご厚志を、学生への奨学金や研究科の諸活動に役立てています。ご支援をいただいた方々に、研究科での教育や研究の様子をご覧いただく場として、2022(令和4)年度までは毎年「理学研究科サイエンス倶楽部デイ」開催し寄付者にご案内してきました。
 2023(令和5)年度からは、新たに設立した「京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム」主催の研究交流会<2024(令和6)年11月21日および2025(令和7)年2月19日開催>の場において実施したショートプレゼンセーションおよびポスター発表を対象に、「銀楓賞」の選考を行い表彰しました。
 「銀楓賞」は「理学分野」において優れた研究発表を行った学生を顕彰し、研究を奨励する賞として、2021(令和3)年度に本基金を活用して創設したものです。2024(令和6)年度は延べ14名の学生に授与しました(50,000円/名)。
 皆様からの本基金への寄付により、大学院生等へのさまざまな教育・研究活動への支援に活用しており、感謝申し上げます。引き続き皆様からのご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
銀楓賞については以下をご覧ください。

https://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/news-426

https://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/news-447



大学全体への寄付に関する詳細に関しては
こちらをご覧ください。