京大硬式テニス部は1905（明治38）年の創部で、当初より、東京大学等との対抗戦や七大戦、関西学生リーグ戦で戦ってきました。部は、個人およびチーム全体の競技技術の向上を図るとともに、社会で活躍する人材を育成することを目標に活動を続けています。

　活動にあたっては、各大会参加費やボール代、消耗品代などで年間約300万円程度の費用が必要であり、部費やOB・OGからの支援金で大半を賄っているのが現状です。テニスコートの維持・改修費やクラブハウスの整備・改修費などのため、約10年ごとに500～800万円の臨時出費も必要となります。今後は、全日本学生選手権や関西学生選手権のテニスコートの標準がハードコートであることを踏まえ、チームのさらなる強化のためにハードコート化を視野に入れなければならず、ますます多額な資金が必要となってきます。
　このため、皆様からのご支援を広く募って、強豪私立大学と肩を並べる環境を整えるべく、この基金を設立しました。

　将来的には、ハードコートを備えたテニスコートとして部の練習や他大学との対抗戦を行いたいと考えています。さらに大学とも協議して、コート周辺を総合的に整備して他大学にも誇れるテニス環境を実現したいとの希望を持っています。
　皆様のご支援をよろしくお願いします。